
名義変更の流れ
名義変更の流れ ~不動産の名義変更をわかりやすく解説~
不動産を相続したときや、売買・贈与などによって所有者が変わったときには、登記上の名義を変更する必要があります。
「何から始めればいいの?」「どんな書類が必要?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産の名義変更の基本的な流れについて、わかりやすく解説します。

1.名義変更の原因を確認する
まずは、なぜ名義変更をするのかを確認します。
代表的なケースには、
* 不動産を相続した
* 不動産を売買した
* 不動産を贈与した
* 離婚による財産分与を行った
などがあります。
名義変更の理由によって、必要な書類や手続き、税金などが変わります。
2.現在の登記内容を確認する
法務局で登記事項証明書を取得し、現在の所有者や住所、土地・建物の情報などを確認します。
特に相続の場合は、亡くなった方の名義になっているか、共有名義になっていないかなどを確認することが大切です。
3.必要書類を準備する
名義変更には、原因によってさまざまな書類が必要になります。
例えば相続による名義変更では、
* 戸籍関係書類
* 遺産分割協議書
* 相続人の印鑑証明書
* 不動産の固定資産評価証明書
* 登記申請書
などが必要になる場合があります。
売買や贈与の場合も、契約書や登記識別情報など、状況に応じた書類を準備します。
4.登記申請書を作成する
必要書類が揃ったら、所有権移転登記などの申請書を作成します。
登記申請では、記載内容に間違いがあると補正が必要になることもあります。
不動産の数が多い場合や、相続人が複数いる場合などは、司法書士へ相談するとスムーズです。
5.法務局へ登記申請する
必要書類を揃えて、不動産を管轄する法務局へ申請します。
申請方法には、窓口での申請のほか、郵送やオンラインによる申請があります。
法務局で審査が行われ、問題がなければ登記が完了します。
6.登記完了後の書類を確認する
登記が完了したら、登記識別情報などの書類を受け取ります。
名義が正しく変更されているか、氏名・住所・持分などを確認しておきましょう。
名義変更には税金や費用がかかることも
不動産の名義変更では、登録免許税がかかる場合があります。
また、相続・贈与・売買など、名義変更の原因によっては、不動産取得税や贈与税、譲渡所得税などが関係する場合もあります。
さらに司法書士に依頼する場合は、別途司法書士報酬が必要です。
相続した不動産は早めの手続きを
相続による不動産の名義変更については、相続登記が義務化されています。
相続した不動産をそのままにしておくと、相続人がさらに亡くなって権利関係が複雑になったり、将来売却しにくくなったりする可能性があります。
「まだ使う予定がないから」と放置せず、早めに名義変更を進めることが大切です。
まとめ
不動産の名義変更は、
①名義変更の原因を確認
②現在の登記内容を確認
③必要書類を準備
④登記申請書を作成
⑤法務局へ申請
⑥登記完了後に内容を確認
という流れで進めます。
相続や贈与など、ケースによって必要な手続きは大きく異なります。
名義変更について「自分の場合は何が必要かわからない」という方は、司法書士や不動産会社などの専門家に相談して、早めに手続きを進めることをおすすめします。